徳川家康公銅像@江戸東京博物館

徳川家康公の銅像が江戸東京博物館の傍らに建っています。

現在の東京の礎を築いたのは徳川家康と言っても過言ではありません。しかしながら、都内でその家康公を仰ぐ銅像は意外にもこの一体のみと言われます。

徳川家康公銅像

徳川家康公の銅像。

霊獣・贔屓の上に立っています。

15代続いた江戸幕府にちなみ、贔屓の甲羅の上には十五段の台座が積まれます。台座の上には鷹狩装束に身を包んだ家康公。その左手には家康が好んだという鷹が止まっています。鎧や甲冑を着用していないところからも、長年に渡って天下泰平の時代を築いた家康らしい平和的メッセージが伝わります。

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江戸消防記念会の寄贈、贔屓に支えられる家康の銅像

両国にある家康公の銅像は、江戸消防記念会より江戸東京博物館に寄贈されています。

世界からも注目を集める大都市東京。

東京オリンピックを控え、その注目度も増すばかりです。そんな東京の歴史を語る上で、江戸幕府を開いた徳川家康の存在は誰もが認めるところです。にもかかわらず、貢献者・家康の遺徳を偲ぶモニュメントが無かったことから、社団法人江戸消防記念会では早くからその必要性を訴えてきました。

徳川家康公銅像の贔屓。

人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし。

家康の遺訓を思わせる贔屓の姿に目が釘付けになります。

中国における伝説の霊獣・贔屓は、重きを負うことを好むそうです。家康の生涯とも重なり、家康公の銅像にはピッタリのモチーフだったのかもしれませんね。

以下に家康公銅像へのアクセス方法を簡単にご案内しておきます。

両国国技館と江戸東京博物館

JR両国駅を降りて、線路沿いに両国国技館の南側を通り抜けます。

しばらくすると、行く手に江戸東京博物館が見えて参ります。

江戸東京博物館は、豊富な実物資料を交え、江戸・東京の歴史と文化を展示するミュージアムとして知られます。実物大の日本橋、大名屋敷や長屋などの復元模型は必見です。

両国ポンプ所

江戸東京博物館の入口手前には両国ポンプ所がありました。

隅田川のすぐ近くということもあり、水利関係の設備が充実しているようですね。隅田川の畔には、土手を保護するために川に多数打ち込まれたという百本杭の跡も見られます。

江戸東京博物館

江戸東京博物館。

ここまで来れば、家康公の銅像はもうすぐ近くです。

像高3.7m(台座からの高さ7.76m)、重量30tにも及ぶ大きな銅像です。館内に安置するにはあまりにも巨大だったのでしょう、家康公の銅像は博物館脇の遊歩道沿いに建立されています。

江戸東京博物館の遊歩道

並木道が整備されていますね。

向こうに見える一番高い建物は、第一ホテル両国です。

徳川家康像

徳川家康公の銅像は、並木道沿いに建っていました。

台座も含めると8m弱の巨像です。実に堂々とした風格を漂わせています。

現代日本の感覚からはどう見ても亀なのですが、どうやらその正体は中国伝来の贔屓とされます。

「贔屓の引き倒し」という言葉がありますが、この銅像を見ればその意味するところが分かりますね。家康公には失礼ですが、ダルマ落としの要領で贔屓を引っこ抜けば、上に立つ家康公の足場は崩れることになります。まさしく贔屓の引き倒し状態ですね(笑)

徳川家康像の贔屓

平成6年4月に「家康公を顕彰」して銅像が建立されました。

東京都に寄贈され、今の場所に佇んでいます。

盤石の上にしっかりと踏ん張る贔屓の足を見ていると、これ以上にはない安定感を感じさせます。15代継承された徳川幕府の歴史を背負い、キリリと前を見つめる贔屓の雄姿。

両国観光の際には、徳川家康公の銅像を是非一度見学されることをおすすめ致します。

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