奈良の仏像ガイド

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石光寺の仏像

天皇勅願寺として知られる石光寺。 染の井、糸掛桜伝説で有名な石光寺ですが、境内に安置された仏像もなかなか見ごたえがあります。 白鳳時代の仏頭。 平成3年に発掘されたようです。
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大野寺の磨崖仏!桜の名所にそびえる弥勒菩薩像

大野寺の磨崖仏をご案内します。 遥拝所から宇陀川対岸の磨崖仏を望みます。 後光をかたどった光背の中に収まる弥勒菩薩像。その高さは14mにも及びます。 1209年(承元3年)、興福寺の僧・雅縁(がえん)の作。 笠置寺の弥勒石仏を模して、3年が...
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平安時代の国宝!薬師如来坐像

奈良国立博物館の中でも人気の仏像です。 かつて京都東山の若王子社に伝わったという薬師如来。異国情緒漂う尊顔に、流れるような衣文が特徴です。 横から拝する国宝・薬師如来坐像。 美しい横顔をなさっています。仏の特徴である大きな耳、やや丸みを帯び...
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奈良博展示!6本の手を持つ如意輪観音

仏像オンパレードの奈良国立博物館。 特別展示『奈良博三昧』において、平安時代の重要文化財・如意輪観音菩薩坐像を見て来ました。あらゆる願いを叶える如意宝珠と、煩悩を砕く輪宝(りんぽう)を手にするオーソドックスなスタイルの如意輪観音です。 平安...
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南北朝時代の出山釈迦如来立像

苦行で痩せこけた釈迦如来。 その姿を映した金泥塗の「出山(しゅっせん)釈迦如来立像」を拝観して来ました。 やはりインパクトがあります。少々デフォルメされているのかもしれませんが、その写実的な表現に魅入ります。 出山釈迦如来立像。 こんなこと...
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奈良博の伽藍神立像!寺のお目付け役

いよいよ大詰めを迎えた奈良国立博物館の「奈良博三昧」。 数ある奈良博(ならはく)コレクションの中でも選りすぐりの優品が展示されています。夏休み前からの開催で、今週末で終了です。一番の目玉はやはり、走り大黒とも称される伽藍神立像(がらんしんり...
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尼ヶ辻地蔵石仏!古式を踏襲する鎌倉仏

奈良市内有数の地蔵石仏。 近鉄尼ヶ辻駅から東へ5分ほど歩くと、第二阪奈道路の出入口付近に辿り着きます。交通量の多い道路脇に、鎌倉時代中期の地蔵石仏がお堂の中に収められていました。 尼ヶ辻地蔵石仏。 この日はお地蔵様の両手を拝観することは出来...
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岡寺奥の院『弥勒の窟』

西国三十三ヵ所観音霊場の第七番札所。 巨大な塑像・如意輪観音を本尊とする岡寺ですが、その奥の院に神秘的な石窟があります。自然の造形を残した石窟堂に祀られるのは、弥勒菩薩坐像です。 岡寺奥之院の石窟堂。 「弥勒の窟」と呼ばれ、石窟の奥には弥勒...
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釈迦の苦行!壷阪寺拝観

苦行とは神仏に奉仕するため、肉体的欲望・物質的生活を抑制する修行のことを意味します。 苦行の具体的方法として、瞑想、断食、不眠などが挙げられます。 パキスタンにある本物の「釈迦苦行像」を彷彿とさせますね。 奈良の壷阪寺には数多くの石像があり...
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十輪院地蔵菩薩の三道!首の3本線

十輪院の南門を入ると、すぐ左手に休憩処があります。 お不動さんのお堂手前にある休憩処の中に入ると、十輪院の石仏龕の写真が貼られていました。 十輪院の石仏龕。 古代インドのガンダーラを思わせるような石仏龕が、十輪院本堂後ろの覆堂の中に祀られて...
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